【ガーデニング初心者向け基礎講座】苗の選び方~育て方&初めてさん向け「手間がかからず育てやすい花」厳選5種!

教えます!ガーデニングの「きほんのき」

か弱そうに見える可憐な花たち。実は案外タフなところもあり、育て方をマスターすれば初心者でも一人前のガーデナーとして仲間入りできます。

記事の最後には「手間いらずで育つ植物」を参考価格とともに紹介します。

春まっさかりのこの時期、店頭に並んでいる品種を集めています。ぜひ参考にしてくださいね。

※編集部注:外部配信先では図表などの画像を全部閲覧できない場合があります。その際はLIMO内でご確認ください。

この記事で紹介する、ガーデニング「きほんのき」苗の選び方~育て方&手間がかからず育てやすい花

【写真1枚目/全8枚】ガーデニング初めてさん向け「きほんのき」を教えます!2枚目以降の写真ではビギナーさんも嬉しい「手間のかからない育てやすい植物」もご紹介!

苗の選び方から育て方までの基本

  • よい苗の選び方
  • 育つ環境の確認
  • 土づくり
  • 苗の植え方
  • 水やりの基本
  • 元肥と追肥

手間のかからないオススメ品種

  • リナリア
  • ネモフィラ
  • リビングストンデージー
  • ネメシア
  • ペチュニア

ガーデニング【きほんのき】苗の選び方から育て方まで

よい苗の選び

良い苗選びはガーデニングの「初めの一歩」

店頭に並ぶ苗の中から「よい苗」を見つけ出すには、葉の茂り方や茎の太さ、根の張り具合がチェックポイント。持ったときにぐらつきがなく、たくましさを感じるような苗を選びましょう。

育つ環境の確認

植物は日当たりで育てれば間違いなし!と決めつけるのは失敗のもと。もちろん光合成には光が不可欠ですが、強い日差しが苦手なタイプもあります。

商品札の添え書きを読んだり店員さんにたずねたりして、自分の庭の環境に合っているかどうかを確認しましょう。

土づくり

植物が元気に育つかどうかは、土壌のよしあしが大きな決め手。「通気性がよい」「排水性とともに保水性もある」「有機質が豊富に含まれている」の3つの条件を備えたものがよい土と言えます。

初心者は市販されている園芸用培養土から始めるのがオススメ。慣れてきたら赤玉土6:腐葉土4の割合で、自家製用土を作ってみるのもよいでしょう。

苗の植え方

苗をポットから引き抜き、細い根がグルグル巻きになっていたら、手で優しくほぐしてあげます。植える場所に穴をあけて苗を植え込み、すき間に土を入れていきましょう。

複数株植えるときは生長を見越して、株間にゆとりを持たせます。植え終わったら株元を軽く押して周りの土となじませましょう。

水やりの基本

水やりは「土が乾いたらタップリと」が原則です。こまめに少しずつ与えると常に土が湿った状態になるので、乾湿のメリハリを意識して水やりしましょう。

気温が高いと水がぬるま湯になってしまうので、できるだけ午前中の涼しい時間帯に水やりするのがオススメです。

元肥と追肥

「元肥」とは植え付け時に施す基礎となる肥料で、「追肥」は生育を促進させるために後から与える肥料。市販の培養土には元肥が含まれていますが、土を自分で作る場合は緩効性化成肥料を混ぜます。

追肥は液体肥料や土の上に置く固形肥料を使いましょう。肥料の与え過ぎはかえって植物を傷めることになるので、適切な時期に適量を心がけてください。

ガーデニングの「きほんのき」が分かったところで、次はガーデニング初めてさんにおすすめの「手間のかからない植物 厳選5種」を紹介します。 ぜひ最後までチェックしてお気に入りの花と出会ってくださいね。そして、園芸店やホームセンターで苗を選んでみましょう!

【ガーデニング初心者におすすめ!】手間がかからず「育てやすい花」厳選5種

リナリア

細い茎に咲く小花が愛らしく、野趣あふれる花姿「リナリア」
  • 学名:Linaria
  • 分類:オバコ科ウンラン属

淡いパステルカラーの花色が春にピッタリなリナリア。細い茎に咲く小花が愛らしく、野趣あふれる花姿です。花からは甘い香りも漂います。※参考価格:200~300円前後(3号ポット苗)

ネモフィラ

青空のような澄んだブルーが印象的な「ネモフィラ」
  • 学名:Nemophila
  • 分類:ムラサキ科ルリカラクサ属

ネモフィラは広い敷地で一面に咲く姿が春の風物詩として人気。青空のような澄んだブルーのほか、白や黒っぽい花が咲く品種もあります。

※参考価格:200~300円前後(3号ポット苗)

リビングストンデージー

鮮やか&艶やかな彩りでお庭が明るくなる「リビングストンデージー」
  • 学名:Dorotheanthus bellidiformis
  • 分類:ハマミズナ科ドロテアンサス属

鮮やかなビビッドカラーの花が美しいリビングストンデージー。葉や葉にはつややかな光沢があり、日が当たるとキラキラと輝きます。

※参考価格:200~400円前後(3号ポット苗)

ネメシア

房咲きする小花が風に揺れる姿が可愛い「ネメシア」
  • 学名:Nemesia
  • 分類:ゴマノハグサ科ネメシア属

ネメシアはカラーバリエーションが豊富で開花時期が長いのが魅力。細長い茎を立ち上げ、先端に小花が密になって房咲きします。

※参考価格:200~400円前後(3号ポット苗)

ペチュニア

春~秋花壇の定番花「ペチュニア」ハンギングバスケットで吊るしてもステキ!
  • 学名:Petunia
  • 分類:ナス科ツクバネアサガオ属

春~秋にかけての花壇で定番花とされるペチュニア。丈夫で育てやすく、品種改良で豪華な八重咲きや可憐な小花なども出回っています。

※参考価格:100~300円前後(3号ポット苗)

ガーデニングは基礎を学んで「手間いらずの花からスタート」

ガーデニングは「基礎を学んで、定番花から始めよう」

初心者は昔から花壇やコンテナでよく見かける、なじみ深い花から始めるのがオススメ。

定番とされる花は性質が強く、育てる人のスキルに左右されることなく元気に育ちます。

途中でうまく育たなくなったらもう一度基礎を見直しながら、少しずつ経験を積んでいってくださいね。

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