原発事故後の子と親のメンタルヘルス 福島学院大「F-REI」の公募研究に採択

福島市にある福島学院大学が行っている、原発事故後の子どもと親のメンタルヘルスの研究が、福島国際研究教育機構「F-REI(エフレイ)」の研究対象として選ばれ、さらに調査研究を進めることになりました。

福島学院大学の内山登紀夫副学長は、原発事故のあと、県内の子どもおよそ3800人と、その親のメンタルヘルスへの影響について研究を進めてきました。

この研究が福島国際研究教育機構「F-REI」の公募研究として採択され、国の内外の研究機関と協力して、さらに実態把握やメンタルヘルス向上に向けた支援の仕組みづくりを進めることになりました。

福島学院大学では「今回の研究採択がさらなる地域貢献につながる」と期待を寄せています。

F-REIの公募研究となったのは私立大学では初めてで、福島学院大学は浜通りに研究交流拠点を設けることにしています。

© 株式会社テレビユー福島