クリスティ・ヤマグチさん 日米首脳夕食会参加を振り返り投稿 変わらぬ姿にネット「懐かしい」

日米首脳夕食会に参加したクリスティ・ヤマグチさん(ロイター)

フィギュアスケート女子の五輪金メダリスト、クリスティ・ヤマグチさん(52)が、日本時間12日にインスタグラムを更新。10日(同11日)に米ワシントンのホワイトハウスで開かれ、自身も招かれた日米首脳らによる公式夕食会を振り返った。

日系3世米国人のヤマグチさん。インスタには両脇に日米国旗が掲げられたゲートの前で、シックなドレス姿で参加者仲間とたたずむ写真を投稿した。

「おとぎ話のようなホワイトハウスの夜。大統領とファーストレディー、ありがとう。日本の岸田首相夫妻に敬意を表したこのような豪華なイベントに出席するのは何と名誉なことでしょう」

そうメッセージをつづったヤマグチさんは。日米の同盟関係と友情を祝福。自身の関係者にも触れて「30年以上にわたる友情と協業には、もっと加えるべき思い出がある」とした。

ヤマグチさんは1991、92年と世界選手権を連覇。この間に行われた92年アルベールビル五輪では、89年の世界チャンピオン伊藤みどりさんと金メダルを争い、表彰台の頂点に立った。伊藤さんはフリーで五輪史上、女子初のトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)を成功させ、銀メダルを獲得した。ヤマグチさんはOP(SP)の「美しき青きドナウ」、フリーの「ラ・マラゲーニャ」で華麗さを見せ、3回転ジャンプも多彩かつ巧みにこなした。

国賓待遇で訪米中の岸田文雄首相をバイデン米大統領がもてなした公式夕食会には、音楽ユニットのYOASOBI、米シンガー・ソングライターのポール・サイモンら多数の著名人も出席。ヤマグチさんの姿にX(旧ツイッター)では「懐かしいなぁ」「全然変わらない」との投稿も。ヤマグチさんは92年をもって競技から退き、アイスショーなどで活躍していた。

© 株式会社東京スポーツ新聞社