弘前市役所で1月、刃物を持った男が職員を脅す事件が起きたことを受けて、市は、被害を受けた担当課の防犯対策を強化しました。
弘前市生活福祉課では1月、刃物を持った男が職員を脅す事件が起きました。
事件を受けて市は、生活福祉課の防犯対策を強化していて、4月11日、その内容を報道陣に説明しました。
職員に直接的な被害が及ばないよう、窓口のアクリルパネルを金具で固定したほか、侵入を遅らせるために、課の出入り口にスイング式の扉やパーティションを設置しました。
また、非常事態があった際に他の職員に知らせるため、赤色灯を課内4カ所に設置しました。不審者を刺激しないよう警報音は出さずに運用するということです。
【弘前市生活福祉課の職員】
「我々職員のほうでも、皆さんの安全、もちろん職員の安全もですけど、そちらのほうを十分に考えながら業務に当たっていきますので、市民の方も安心していらしていただきたいと思っています」