マンチェスター・シティがウェストハムに所属するブラジル代表MFルーカス・パケタを今年の夏に獲得するようだ。イギリス『イニング・スタンダード』が報じている。
マンチェスター・シティはこれまでもパケタに注目を寄せていた。昨年夏の移籍市場で、同クラブは移籍金8000万ポンド(約154億円)でパケタの獲得に乗り出したが、パケタに賭博違反の疑いが浮上。パケタはイングランドサッカー協会(FA)と国際サッカー連盟(FIFA)の調査対象となったため、移籍交渉は破談に終わっていた。
ところが今回『イブニング・スタンダード』が報じたところによると、マンチェスター・シティはパケタの獲得を断念した訳ではなく、引き続き今年夏での獲得へ動いてるという。同クラブはポルトガル代表MFベルナルド・シウバが今シーズン限りで退団する可能性がささやかれており、その後継者としてパケタを8500万ポンド(約163億円)の移籍金で獲得することを検討しているという。
また、フランスメディア『フットメルカート』の報道によると、マンチェスター・シティとウェストハムの両クラブ間で具体的な交渉は行われていないものの、マンチェスター・シティとパケタ個人の間では、契約期間と給与の面で合意しているという。
パケタは今シーズン、ウェストハムで公式戦36試合に出場して8ゴール7アシストを記録している。また、パケタは多くのポジションで出場しており、攻撃的MFのほかにも左ウィングやセンターフォワードをこなせるのもパケタの強みである。