牛乳が飲みきれない時は、どうする? 明治の回答がこちらです

そのまま飲んだり、シリアルを食べる際に使ったり、さまざまな味わい方がある、牛乳。

乳脂肪の量や含まれる成分によって味に差はありますが、牛乳特有のコクのある味わいは、好きな人にとってはたまらないですよね。

しかし、冷蔵庫に入れずに放置したり、開封後から時間が経ってしまったりすると、おいしさが落ちてしまうもの。

牛乳のおいしさを保つための正しい保存方法を知りたい人は、多いのではないでしょうか。

牛乳はどう保存するのが正解?

乳製品を中心に製造、販売する株式会社明治(以下、明治)は、自社のウェブサイトにて、牛乳の賞味期限や保存方法を解説しています。

牛乳類【10℃以下で保存】

・開封後は2~3日を目安に、お早めにお飲みください。

・できるだけ「飲み切れるサイズ」をご購入されることをおすすめします。開封後の牛乳が腐敗するまでの日数を試験的に調べたところ、10℃なら約2日、7℃なら約4日、4℃なら約7日でした(普通の冷蔵庫の庫内温度は約6℃)。

・購入後はお早めに冷蔵庫へ!

・注いだ後は、すぐに冷蔵庫に戻しましょう。一旦、牛乳の品温が上がると冷蔵庫に入れてもすぐには冷えません。(牛乳を室温に30分放置すると11℃まで上がり、冷蔵庫に戻してから7℃以下になるまでに3時間以上かかります)。

明治は、牛乳を買ったら、早めに冷蔵庫に入れることを推奨しています。開封後は、2~3日以内を目安に飲み切るのがよいそうです。

牛乳は開封後、10℃なら約2日、7℃なら約4日、4℃なら約7日で腐ってしまうことが、独自の試験により分かったといいます。そのため、牛乳を買う際は『飲み切れるサイズのもの』を購入しましょう。

また牛乳を注いだ後は、すぐに冷蔵庫に戻すように呼びかけています。一度温度が上がった牛乳を冷蔵庫に入れても、冷えるまでに時間がかかるそうです。

冷たくておいしい牛乳を味わうためにも、すぐに冷蔵庫に入れる意識を常に持ちたいですね。

また明治は、少しゾッとするような牛乳にまつわる豆知識も紹介していました。

〈豆知識〉

口の中には、唾液1mLあたり約1億~10億個の菌が住んでいます。容器に口をつけて飲むと、牛乳の中に菌が入ります。飲み切れない場合は、コップに注いで飲みましょう。

口内で生成される唾液1㎖あたりには、億単位の菌が住んでいるのだとか。そのため、容器に直接口を付けて飲むと、中の牛乳に大量の菌が入ってしまいます。

一度に飲みきれない場合は、コップに移し替えて飲んでください

明治が解説している牛乳の保存方法は、少し意識を変えるだけで簡単に実践できるものばかり。

安全かつおいしく牛乳を味わうためにも、正しい保存の仕方を継続したいですね。


[文・構成/grape編集部]


出典

株式会社 明治

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