大谷翔平、今季1号打つ前に捜査協力していた 捜査官から2度事情聴取「完全かつ全面的に」米紙報道

ドジャースの大谷翔平【写真:ロイター】

LAタイムズが報道

米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手の通訳を務めた水原一平容疑者が違法賭博に関わったとされる問題で、水原容疑者が大谷から1600万ドル(約24億5000万円)超を搾取した容疑で訴追されたと米メディアが一斉に報じた。米地元紙は大谷が連邦捜査官と2度対面し、事情聴取を受けていたと報道。本拠地で今季第1号を放った試合の前に、捜査協力していたという。

米カリフォルニア州地元紙「ロサンゼルス・タイムズ」は「イッペイ・ミズハラへの告訴を受け、ショウヘイ・オオタニとMLBにとって次はどうなるか?」との見出しで記事を掲載。Q&A方式の本文で、「オオタニは連邦捜査官に協力したか?」の問いには「『完全かつ全面的に』と(連邦検事のマーティン)エストラーダ氏は言った」と大谷の姿勢について伝えている。

さらに「訴状によると、自身の電話の調査を許可したことに加え、オオタニは4月2、3日に捜査官たちと対面している」と2度にわたって事情聴取を受けていたことにも言及。聴取を受けた時間までは触れられていないが「その両日、ドジャースはジャイアンツに勝利し、オオタニは両試合に出場し、2試合目では本塁打を打っていた」と報じている。

大谷は2日の試合では3打数無安打に終わっていたが、3日には第4打席に右中間に今季1号本塁打を放つなど、4打数2安打1打点をマークしている。

THE ANSWER編集部

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