【ドライブグルメ】東名高速道路・日本平PA(上り)で、安倍川もちスイーツやクッキーは、いかが?

ハイウエイ ドライブの楽しみのひとつといえば、SA(サービスエリア)やPA(パーキングエリア)での食事やおみやげ。今回は東名高速道路の日本平PA(上り)のテイクアウトグルメを紹介しよう。

静岡市にある中規模PAならではのテイクアウトは?

静岡市の東エリアにある日本平PA(上り)。東名高速のPAとしては、比較的中規模だ。

東西に長い静岡県。そのほぼ中央に位置するのが県庁所在地でもある静岡市です。そんな静岡市の中心から東のエリアにある中規模のPAが、前回に続いて紹介する日本平PA(上り)となります。

こちらで人気を集めているのが、ショッピングコーナーで販売されているテイクアウト用のスイーツと、おみやげ用のスイーツ。どちらも静岡ゆかりの品となります。さっそく紹介していきましょう。

安倍川もちをソフトクリームに!

和風の安倍川餅と、洋風のソフトクリームをかけあわせた「安倍川餅ソフト」は、まさに和洋折衷のスイーツだ。

和菓子で有名な安倍川餅。その名前の由来となるのが、静岡市を流れる安倍川です。一説には、徳川家康が命名したともいわれています。また別の説では、安倍川の茶屋で名物になっていたお餅を、東海道を旅する人たちが自然に呼ぶようになったともいわれています。どちらにしても、江戸時代から今に続く、静岡きっての名物のひとつが安倍川餅です。

そんな安倍川餅をスイーツにしたのが、「安倍川餅ソフト」(480円)です。日本平PA(上り)ではショッピングコーナーのレジ横で販売されています。

最初は期間限定で発売したのですが、女性客を中心に圧倒的な支持を得て、通年販売メニューに昇格したという逸品。冷たいけれど、なぜかお餅は、やわらか! 濃厚な黒蜜とあんこ&きな粉の甘みに、こちらも濃厚なソフトクリームも負けていません。安倍川餅とソフトクリーム双方の主張は強いけれど、うまく調和している和洋折衷スイーツです。

こだわりのチョコと和素材の新食感クッキー

「静岡 とろける生チョコクッキー」の味のバリエーションは5種類。クーベルチュール チョコレートに米粉と静岡名産を組み合わせている。

続いて紹介するのが、ショッピングコーナーで人気急上昇中のスイーツ、「静岡 とろける生チョコクッキー」です。お値段は6個入りで540円、16個入りで1380円。かわいらしいパッケージも人気の理由のひとつでしょう。

こちらのスイーツは、静岡県磐田市に120年以上続く老舗「玉華堂」が手掛けたもの。厳選した製菓用のチュール チョコレートと、米粉などの和素材、そして静岡ならではの自慢の食材をあわせて生まれました。

味のバリエーションは、「静岡苺」「三日月みかん」「チョコ」「静岡抹茶」「バニラ」の5種類。6個入りには「静岡苺」と「バニラ」、16個入りには「静岡苺」「三日月みかん」「チョコ」「静岡抹茶」が入っています。「バニラ」は、小さな6個入りだけにしか入っていないというのが要注意点です。

こちらのクッキーは、口当たりが非常に独特。しっとり、ほろほろ。口に入れたときに、ふんわりと、カカオやイチゴなど、それぞれの香りが楽しめます。また、ベースとなるチョコの味は、けっこう濃厚ですが、イチゴや抹茶、みかんにバニラという、それぞれのフレーバーがチョコに負けない強い存在感を放ちます。一口、二口で食べられるサイズ感も絶妙です。口いっぱいにちょうど良くクッキーの味が楽しめるサイズ感になっています。

1個ずつ包装されているので、職場やサークルの仲間へのおみやげにもピッタリでしょう。ちょっと独特でおいしく、そしてオシャレなおみやげを探している方に、おすすめです。(文と写真:鈴木ケンイチ/取材協力:中日本エクシス)

日本平PA(上り)のショッピングコーナー。写真奥のレジ横で「安倍川餅ソフト」やコーヒーなどが販売されている。

●営業時間
ショッピングコーナー:7時~22時
※コロナ禍の影響により、営業時間が変更になる場合があります。
価格等は、2024年4月時点のものとなります。

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