リヴァプールと口頭合意報道も……? アモリム監督は苛立ち込めて否定「私はスポルティングの監督」「もう何も言うことはない」

写真:リヴァプールの“次期指揮官候補”と言われていたアモリム監督だが…… ©Getty Images

スポルティングのルベン・アモリム監督が、リヴァプールの次期指揮官に就任する可能性を否定した。

現在リヴァプールを率いているユルゲン・クロップ監督は、すでに今季限りでの退任を表明。2015年から続いてきた長期政権に幕が降ろされることが決まっている。後任探しに奔走するリヴァプールは、現役時代に同クラブでプレーし、現在レヴァークーゼンを率いるシャビ・アロンソ監督を候補に据えていた模様だが、X・アロンソ監督は来季もレヴァークーゼンに残留することを明言。その後、新指揮官の有力候補と報じられていたのがスポルティングを率いる39歳の“若手指揮官”アモリム監督だった。

現地時間4月9日には複数の現地メディアから、リヴァプールとアモリム監督が来季からの監督就任で口頭合意に達したという内容の報道が流れた。だが、イギリスメディア『スカイスポーツ』によると、アモリム監督は「会談はなかったし、もちろん合意もなかった」と報道を否定。憶測を含んだ自身の去就について、次のように苛立ち込めて言及した。

「いつものように私はクラブ(スポルティング)を率いることだけに集中している。もう何も言うことはない」

「“スポルティング指揮官”との会談や合意など一切ないんだ。このクラブに関係するものであれ、他のクラブに関係するものであれ、問題は完全に解決したよ」

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