King & Prince、5周年イヤーを締めくくる“うちあげ花火”イベントで3万人のTiaraを魅了

King & Princeが、CDデビュー5周年の最後を締めくくるイベントとして、King & Princeの音楽と花火がシンクロしたダイナミックエンターテインメント〈King & Princeとうちあげ花火〉を4月11日(木)に千葉・ZOZOマリンスタジアムにて開催。

〈King & Princeとうちあげ花火〉は、デビュー・シングル「シンデレラガール」から14thシングル「愛し生きること / MAGIC WORD」までの歴代の代表曲27曲とともに、夜空いっぱいに打ち上がる花火を楽しむイベントで、ライヴ・パフォーマンスも「なにもの」「名もなきエキストラ」、そして、最後は花火を迫っての「ゴールデンアワー」の計3曲が披露。花火はもちろん、フードコート、櫓(やぐら)DJエリア、全体の演出など、メンバー2人を中心に創り上げたエンターテインメントショーに、会場に集まった3万人のTiara(ファンの総称)は魅了されました。

本イベントは、5月22日(水)に、山口・きらら博記念公園での開催でも予定されています。

なお、CDデビュー6周年の記念日となる5月23日(木)には、King & Prince15枚目となるシングル「halfmoon / moooove!!」がリリース。前作に続き今作もダブルAサイド・シングルとなっており、「halfmoon」が永瀬廉が主演を務めるテレビ朝日系オシドラサタデー『東京タワー』の主題歌、そして「moooove!!」(ムーブ)は、髙橋海人が主演を務めるテレビ東京開局60周年連続ドラマ ドラマプレミア23『95』の主題歌となっています。

[ライヴ・レポート]
King & Princeデビュー5周年最後を締めくくるイベントとして、King & Princeの音楽と花火がシンクロしたダイナミックエンターテインメント「King & Princeとうちあげ花火」を4月11日に千葉・ZOZOマリンスタジアムにて開催した。デビューシングル「シンデレラガール」から14thシングル「愛し生きること/MAGIC WORD」まで歴代の代表曲とシンクロした13,000発の花火ショーをファンに楽しんでもらう今回のイベント。

開催のきっかけについて、「僕たち2人とKing & Princeを支えてくれるチームのみんなと5周年の締めくくりに何ができるかをずっと考えていて。そしたら、花火大会ができるよって教えていただいて決まりました」と髙橋海人。「ファンの皆さんと一緒に過ごす時間をたくさん作って感謝を伝えていきたいなというのと、みんなで走り続けてきたこの5周年を花火を見ながら振り返るのも楽しそうなので、この日が待ち遠しかったです」と続けた。

永瀬廉は「最初に花火ができると聞いた時は手持ち花火のイメージでした」と笑いをとりつつ、「5周年プラス、この形になって新たなスタートだったので、いろんなことをして盛り上げていきたいと思って、うちの事務所の方々もあまりしたことがないことに挑戦しました」と語り、「このイベントが我々にとっても、ファンの方々にとっても5周年の最高の締めくくりになるのをもうすでに確信しています」と自信を見せた。

会場にはメンバー2人がアイデアを出したフード屋台ややぐらDJエリアなども用意され、お祭り気分を盛り上げる。その中でもこだわったものを聞かれると「グッズの顔面クッションですね。自分たちの顔に自信がないと出せないから、なかなか攻めてるやんって(笑)」と茶目っけたっぷりの永瀬の答え。髙橋が「僕は写真のチョイスを熱心にさせていただいたけど」と言うのに対し「僕は一発でしたね」と重ねて笑いを誘った。

5周年イヤーが終わったあとについては、「これからも前向きな気持ちや元気になるようなパフォーマンスをしていくので、心配せずに我々のことを楽しんで応援していただければと思います」と永瀬。髙橋は「一昨日のドーム(WE ARE! Let's get the party STARTO!)のステージに立たせていただいて、僕たちのお仕事はやっぱりファンのみんなの笑顔で心が動かされてるなって。一昨日のステージに立てたことで前向きになれたと思うし、勇気を持ってこれからも進んでいこうと思いました」と告白し、「6周年に入っていくので、より一層、周りのスタッフさんや仕事で一緒になる方々、何よりファンのみんなに今まで以上に感謝を持って頑張っていこうと思います」と笑顔を見せた。

イベントは2人のライブからスタート。5周年の始まりを告げたシングル「なにもの」のイントロが流れると、永瀬と髙橋はサプライズで客席から登場。大歓声が上がる中、ファンとコミニュケーション→コミュニケーション?です?をとりながらステージへと向かう。ステージで2人並ぶと「うちあげ花火へようこそ!一緒にいい思い出を作りましょう」と盛り上げ、「名もなきエキストラ」でさらに会場のテンションを温めた。花火ショーをファンと一緒に楽しむために2人だけの観覧席に移動した永瀬と髙橋。「花火より俺ら見たらあかんで(笑)」と言いつつ、2人のカウントダウンで花火ショーがスタート!

まずはデビュー曲の「シンデレラガール」に合わせて色とりどりの花火が大輪を咲かせると、集まったファンも、ファンと一緒に空を見上げている2人も興奮気味の笑顔を浮かべる。その後も音楽に合わせてリズムを取ったり、花火をバックに写真や動画を撮ったりと、本人たちも存分に花火ショーを堪能していた。

花火ショーは全部で6ブロックに分かれ、ブロックごとに甚平姿の2人の映像が流れ、「その曲ごとに思い出が濃いから感動するね」と曲紹介をしながら感傷に浸る場面もあった。花火と共にマリンスタジアムの夜空に響き渡ったKing & Princeの曲は全27曲。最後の「シンデレラガールでの、連続して大輪が咲き乱れ、King & Princeの文字が花火になって打ち上げられるという粋な演出のあとは、2人とも「なんなの、あのたたみかけ!文字が出てくるの上がる!」と大興奮。

そして、「花火の次はこの曲で楽しんでいきましょう!」と甚平姿で「ゴールデンアワー」を歌いだす。するとサビの部分から2人の頭上に花火が!予期せず2人の生歌と花火のコラボレーションを生体験することができたファンは大喜びで歓声を上げた。

すべてのショーが終わると、「ありがとう!最高の思い出できましたか!」と最高の笑顔をファンに向ける髙橋。そして、「もうすぐで6周年目になります。もっと素敵なKing & Princeと皆さんとで、もっと素敵な景色、時間を共に過ごしていきたいと思っております。5周年の締めくくり、皆さんのおかげで最高のものになりました。これからも僕たちについてきてください!」という永瀬の言葉で、5周年を締めくくった。

この日、ZOZOマリンスタジアムに集結したTiara(ファンの総称)は3万人。続いて5月22日には山口県・きらら博記念公園でも3万人を動員して開催される予定だ。山口でのイベントに関して髙橋は「山口という場所で自分たちのイベントを開催させていただけるのは初めてなので、普段会えない人とも交流できるんじゃないかとワクワクしています」と期待を膨らませていた。

文:加治屋 真美

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