中国の自動車輸出、3月は37.9%増

中国の自動車輸出、3月は37・9%増

上海外高橋港区の海通埠頭で、積み込みを待つ輸出自動車。(資料写真、上海=新華社配信)

 【新華社北京4月12日】中国汽車工業協会(CAAM)が10日に発表した3月の自動車輸出台数は前年同月比37.9%増(前月比33.0%増)の50万2千台だった。車種別に見ると、乗用車は39.3%増(同34.6%増)の42万4千台、商用車は31.0%増(同24.9%増)の7万8千台。1~3月の累計輸出台数は前年同期比33.2%増の132万4千台、うち乗用車は34.3%増の111万台、商用車は27.5%増の21万4千台となった。

 中でも、バッテリー式電気自動車(BEV)は3月が41.0%増(同50.9%増)の10万台、1~3月が7.3%増の24万8千台、ハイブリッド車(HEV)は3月が3.4倍超(同56.7%増)の2万4千台、1~3月が3.6倍超の5万9千台だった。

 3月の輸出台数上位10社のうち、上海汽車集団は10.6%増の9万6千台で首位に立ち、全体の19.1%を占めた。比亜迪(BYD、3万9千台)は2.7倍超と、最大の伸びを示した。1~3月の上位10社のうち、伸びが高かったのは、BYD(9万9千台、2.3倍超)、長城汽車(9万3千台、78.5%)、吉利汽車(11万1千台、65.1%)の順だった。

© 新華社