スーパーで「レジ勤務」をしている60歳の母。「介護職」へ転職したいそうなのですが、時給はどのくらい変わりますか?

60代女性で転職を希望する人の割合は?

株式会社明治安田総合研究所が実施した「働き方に関するアンケート調査」によると、「今後の転職希望と実現の可能性」のついての質問で、60代女性は表1のような回答をしています。

表1

※株式会社明治安田総合研究所「働き方に関するアンケート」を基に筆者作成

60代女性で転職を希望していて転職に対し意欲的な人は、7.2%いることが分かりました。

また、転職が実現するかどうかは別として「転職したい」と考えている人は全体の17.8%を占めています。

60代で転職を希望する理由にはどのようなものがあるのか?

同調査によると、60代女性が転職を希望する理由には表2のようなものがあるということです。

表2

※株式会社明治安田総合研究所「働き方に関するアンケート」を基に筆者作成

「給料が低い、または上がらない」という理由で転職する人の割合が最も多く、次いで「仕事内容が合わない」「社風が合わない」が上位を占めています。

スーパーレジ勤務から介護職へ転職した場合の時給の変化はどのくらい?

今回の事例のように、スーパーのレジ勤務から介護職へ転職した場合、時給はどのくらい変わるのかを調べてみましょう。

例えば、東京都にある某スーパーのレジ部門スタッフは時給1100円~1200円程度、同じく東京都にある某施設の介護スタッフは、初任者研修時が時給1220円~、介護福祉士になると時給1320円となっています。

時給でいうと100円~120円程度の違いですが、働く時間が長くなるほどその差を大きく感じるでしょう。

スーパーレジ勤務と介護職では時給が100円以上違う場合も

もちろん店舗や施設にもよりますが、スーパーレジ勤務から介護職への転職で時給が100円以上アップする可能性があります。

時給が上がれば、働くことへのモチベーションが高まることも期待できるでしょう。

いずれにしろ、転職する意欲があるならばできるだけ挑戦して、満足のいく仕事をすることをおすすめします。

出典

株式会社明治安田総合研究所「働き方に関するアンケート調査」を実施!(21.22ページ)

執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

© 株式会社ブレイク・フィールド社