ヴィラが“5大対決”を制す…クラブ・ブルッヘも先勝、本間至恩は出番なし/ECL準々決勝第1戦

ヨーロッパカンファレンスリーグ(ECL)・準々決勝ファーストレグが11日に各地で開催された。

欧州5大リーグ同士のチームが激突したアストン・ヴィラとリールの一戦は、13分に右コーナーキックからオリー・ワトキンスがヘディングシュートを叩き込み、アストン・ヴィラが先制。1点リードで後半へ折り返すと、56分にはジョン・マッギンが左足でミドルシュートを沈め、点差を広げる。リールは84分に左コーナーキックからバフォデ・ディアキテがヘッドを決めて1点を返したものの、反撃はここまで。アストン・ヴィラがホームで先勝し、4強入りへ弾みをつけた。

クラブ・ブルッヘはホームにPAOKテッサロニキを迎えた。ホームチームは6分、ボックス中央で左サイドからの折り返しを受けたヒューゴ・ヴェトレセンが右足でシュートを仕留め、幸先良く先手を取る。その後もクラブ・ブルッヘが主導権を握って攻撃へ出る時間が続くと、78分にはPKのチャンスを得たが、イゴーリ・チアゴの放ったシュートはGKドミニク・コタルスキーがストップ。追加点のチャンスこそ逃したものの、1点リードを守り切ったクラブ・ブルッヘが、ホームで先勝した。なお、クラブ・ブルッヘ所属の本間至恩はベンチ入りしたものの出番はなかった。

昨季のファイナリストであるフィオレンティーナは、ヴィクトリア・プルゼニとのアウェイゲームをスコアレスドローで終えている。オリンピアコスとフェネルバフチェの一戦は、後半の序盤までにオリンピアコスが3点をリードしたものの、その後ドゥシャン・タディッチ、イルファン・カフヴェジのゴールでフェネルバフチェが追い上げ、最終的には3-2でタイムアップを迎えた。

ECL・準々決勝ファーストレグの結果は下記の通り。なお、セカンドレグは1週間後の18日、ホームとアウェイを入れ替えて開催される。

■ECL・準々決勝ファーストレグ

オリンピアコス(ギリシャ) 3-2 フェネルバフチェ(トルコ)
ヴィクトリア・プルゼニ(チェコ) 0-0 フィオレンティーナ(イタリア)
クラブ・ブルッヘ(ベルギー) 1-0 PAOKテッサロニキ(ギリシャ)
アストン・ヴィラ(イングランド) 2-1 リール(フランス)

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