松山英樹は暫定75位発進も… 米記者が2度目のV〝予想〟「パターが少しでも温まれば」

松山英樹(ロイター=USA TODAY Sports)

男子ゴルフの今季メジャー初戦「マスターズ」初日(11日=日本時間12日、ジョージア州オーガスタのオーガスタ・ナショナルGC=パー72)は日没サスペンデットとなり、松山英樹(32=LEXUS)は76で4オーバーの暫定75位と出遅れた。悪天候で約2時間半も遅れてスタート。強風も吹き荒れるスタートし、序盤からチャンスにつけたものの、パットが決まらずに苦戦した。

米メディア「SI」のゴルフシニアエディターを務めるジョン・シュワープ氏は開幕前に3年ぶり2度目の頂点を狙う松山の優勝を予想し「私は好調な人が好みで2021年のマスターズチャンピオンは過去2か月でトップレベルの勝利(ジェネシス招待)、12位(アーノルド・パーマー招待)、6位(プレーヤーズ選手権)でフェデックスポイント3位に位置し、それにふさわしい選手だ」と語っていた。

その上で「彼のボールストライクに疑問の余地はなく、パターが少しでも温まれば、2枚目のグリーンジャケットも十分に手の届くところにある」と指摘。実際、この日は3パットするシーンもあるなど、パッティングに大苦戦。松山自身も「入れたいパットをことごとく外してしまったのでもったいなかった」と語っている。

その一方で、松山はパットの感覚については「そんなに悪いパットもしていなかったので」と、2日目に向けて修正に自信を示していたように巻き返しが期待される。

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