“中国式計算法”に韓国も困惑!? サウジに0-1敗戦なら実力は一緒!「奇妙な解釈」「妙な自信を持つようだ」

独自の比較論に、困惑せざるを得ないか。

韓国メディア『ベストイレブン』は4月12日、『また始まった中大陸の奇妙な計算法、“U-23アジアカップ、韓国と中国のレベルが似ている”』と題した記事で、中国側の見立てに首を傾げた。

「よく耳にする『中国式計算法』は、接するたびにいつも不思議な感じがする。2024年AFCカタールU-23アジアカップに臨む韓国U-23代表チームに対する中国メディアの評価だ。ファン・ソンホンのテストマッチの結果を巡って、唐突な希望回路を回している。中国と変わらないという評価まで出ている」

パリ五輪のアジア最終予選を兼ねるU-23アジアカップを前に、韓国はサウジアラビアと強化試合を行ない、0-1で敗れたという。大韓サッカー協会は試合の結果を公表しなかったが、サウジアラビアサッカー協会が明らかにしたようだ。

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最後のリハーサルで韓国がサウジに敗れる――ベストイレブンは「奇妙な解釈」と評して、韓国の敗戦を受けての中国メディア『ソーフー』の見解を伝える。

「最近、韓国がサウジアラビアに0-1で負けた。ちなみに中国もサウジアラビアと二度、試合をしたことがあるが、0-1、0-2で敗れた。スコア的に見ると、1試合で韓国と同じスコアを記録したことになる。0-1というスコアは、中国と韓国のレベルがほぼ同じであることを証明する」

ベストイレブンは「中国がこれほど韓国の非公開の試合に関心を示したのには理由がある」として、U-23アジアカップのグループBに言及。中国は韓国、日本、UAEと同組に。記事は「中国メディアは“死のグループ”と悲観的な見通しだが、競争相手のテストマッチ敗退のニュースに妙な自信を持つようだ」と締めくくられた。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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