野球カード“転売”に費やした5000万円 水原容疑者、大谷の口座使用…賭博以外の問題も

ドジャース・大谷翔平(左)と水原一平容疑者【写真:ロイター】

米報道「1000枚の野球カードのために32万5000ドル(約4980万円)を費やした」

米連邦検察当局は11日(日本時間12日)、ドジャース・大谷翔平投手の通訳を務めていた水原一平容疑者を銀行詐欺容疑で訴追したと発表した。さらに米メディア「ジョムボーイ・メディア」では「米司法省によると、イッペイ・ミズハラはショウヘイ・オオタニの口座を使い、1000枚の野球カードのために32万5000ドル(約4980万円)を費やした」と報じられている。

米ヤフースポーツによれば、連邦当局によると2024年1月~3月の間に、オークションサイト「eBay」などで水原容疑者が大谷の口座を使って32万5000ドル以上を使ったことが判明したことにも言及した。

水原容疑者が野球カードを購入した目的は「後日転売するため」と連邦当局は結論づけたという。1000枚もの大量の野球カードを転売目的で購入し、金銭に“変換”することが目的だったとみられている。

水原容疑者は大谷の銀行口座にアクセスし、最初の報道の3倍以上となる1600万ドル(約24億5000万円)以上を違法なブックメーカーに不正送金。賭けで勝った金額は約1億4200万ドル(約218億円)、負けた金額は約1億8300万ドル(約280億円)、純損失は4068万ドル(約62億円)だったことも明らかとなっている。(Full-Count編集部)

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