アタランタに『アンフィールド』で完敗を喫したリヴァプール…ファン・ダイク「最悪の気分だ」

リヴァプールの主将を務めるオランダ代表DFフィルジル・ファン・ダイクが、アタランタ戦での敗北を振り返った。11日、クラブ公式サイトが同選手のコメントを伝えている。

ヨーロッパリーグ(EL)・準々決勝ファーストレグが11日に行われ、リヴァプールとアタランタが対戦した。試合は、38分にジャンルカ・スカマッカの得点でアタランタが先制に成功。61分にもスカマッカが追加点を奪うと、83分にはマリオ・パシャリッチが勝負を決める3点目を挙げ、アタランタが敵地で3-0の勝利を収めた。

今季の『アンフィールド』で行われた公式戦26試合目にして初黒星を喫したリヴァプール。3点差という衝撃的な敗戦を振り返ったファン・ダイクは、「敗北だ。半分終わったところだが、3-0というのは決していい結果ではないし、とても残念な夜だった」と述べつつ、「個人的なミスが多すぎて、そのせいで罰を受けた。最悪の気分だ」と敗因を分析している。

また、「長い間ここで負けることはなかったが彼らの功績だ。彼らの名誉を奪うべきじゃない」と“要塞”と化していた『アンフィールド』で白星を掴んだアタランタを称賛。続けて、「特にポゼッションがずさんだった僕たちを彼らは罰した。明らかに僕たちには少なくとも1点か2点を決めるチャンスがあったが、残念ながらそれはできなかった」と悔しさを滲ませた。

一方で、2020-2021シーズンのチャンピオンズリーグ(CL)・グループステージでは、アタランタから5-0で勝利しており、まだ準決勝進出への道が閉ざされたわけではない。ファン・ダイクは、「信念がなければイタリアに行く意味はない」と口にし、「もちろん3-0で敗れたことは自分たちにとって非常につらいことだが、クリスタル・パレス戦(14日開催)に集中している。立ち直るためには、週末の試合に勝つしかない」とコメント。「先ほども言ったように、全員がすぐにスイッチを入れて、向こうで少なくとも4ゴールを挙げることに集中する必要がある」とアウェイで行われるセカンドレグに向け決意を語っている。

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