チャレンジ精神を養い仲間との連帯感を深める 徳島大正銀行で新入行員が歩き遍路研修【徳島】

徳島大正銀行では、新入行員にチャレンジ精神を養ってもらい仲間との連帯感を深めてもらおうと、研修に歩き遍路を取り入れています。

4月12日、この歩き遍路研修が行われ、47人の新入行員全員が参加しました。

午前8時、徳島県鳴門市大麻町の一番札所・霊山寺を出発した一行は、30km前後を歩いて札所をめぐりました。

このうち二番札所の極楽寺では、参拝作法や仕事への取り組み方などについて、住職の話に耳を傾けました。

(二番札所・極楽寺 安藝実英住職(39))

「若いうちにいろんな方に話を聞くのは大事なことで、事前に先輩や上司にいろいろと話を聞いて事前準備をした上で仕事に臨めば、冷静に対処することも可能になるというのは、私の経験上で学んだこと」

一行は暖かな陽気の中、一歩一歩着実に歩みを進めました。

ほとんどの新入行員が歩き遍路は初めてとのことで、みな真剣な面持ちで参拝していました。

(新入行員)

「歩いてまわるのは初めて。足痛いですね、運動あんまりしてないので」

「自然が多いので、自然の空気に触れられるというのはありがたいと思った」

「私は大阪出身なので、二つのふるさとの中の徳島という部分の地元のことにもついても知って、その魅力を伝えていきたい」

「学ぶ姿勢というのは仕事にも生きると思うので、そのへんを生かしていきたいと思います。同期と力を合わせて、頑張りたいと思う」

徳島大正銀行の新入行員は3週間から1か月程度研修を受けた後、県内外の各支店に配属されます。

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