林業大学校、女性新入生が最多4人 13期生たち「ドイツ研修で最新知識身につける」

林業大学校の入学式に臨んだ新入生の12人(京丹波町本庄・和知ふれあいセンター)

 京都府立林業大学校(京丹波町本庄)の入学式が9日、近くの和知ふれあいセンターであった。13期生として女性4人を含む12人は、林業現場での知識や技術を身につけるべく、2年間の学習に励む。

 府内から5人、関西を中心に他県から7人が入学し、女性は昨年に続き最多の4人となった。

 本年度の授業では、森林の測量などで活用するドローンの授業が必修となる。新型コロナウイルスの影響で中止が続いていたドイツ研修(2年次)も実施の予定という。

 式では、大下起代校長のあいさつの後、新入生代表が力強く宣誓。実習で必要となるナタ、のこぎりなどの工具が府林業振興会と府森林組合連合会から生徒に贈られた。

 宣誓した後藤英翔さん(18)=舞鶴市=は「ドイツに行って林業を学べるというところにひかれた。研修で最新の林業の知識を身につけたい」と抱負を語った。

© 株式会社京都新聞社