若手小説家の登竜門とされる文学賞で立て続けに入選した四国大学の学生が、4月11日に徳島県庁を訪れ、喜びを報告しました。
(四国大学4年 石澤遥さん)
「気づいたら小説のことをずっと考えているので、例えばお風呂に入っているとか、寝る前とかに、自然と考えているので、それをまとめて出すのが当たり前というか、書き出すのが習慣となっているので」
後藤田正純徳島県知事のもとを訪れたのは、四国大学文学部4年生の石澤遥さんです。
石澤さんは岩手県盛岡市出身の21歳で、2023年12月には若手小説家の登竜門とされる「織田作之助青春賞」を受賞しました。
さらに2024年2月には、「三田文学新人賞」の小説部門で見事、佳作に入選し、4月11日に徳島県庁を訪れ、後藤田正純徳島県知事に喜びを報告しました。
入選作の「金色の目」は徳島県内が舞台で、就職活動中の大学生の恋愛模様を描きながら、自分自身の軸を見つけ出す物語です。
4月発売の「三田文學 157号」に掲載されています。
(2つの文学賞で入選 四国大学4年 石澤遥さん)
「小説が心の支えというか。小説家になりたいという気持ちはないんですけど、どうしても小説は書き続けたいなと思っているので、途切れることなく小説を書き続けられる人生になったらいいなと思っています」