「古着の魅力再発見して」ユニクロに期間限定で古着ポップアップストア

衣料品大手ユニクロが、九州で初めて、自社製品の古着の販売を始めました。福岡市内の店舗で期間限定で営業するポップアップストアの形です。福岡市のユニクロ天神店に12日、期間限定で古着を販売するコーナー、ポップアップストアがオープンしました。

ユニクロは去年10月、東京・原宿で初めて古着を販売していて、今回はその第二弾、九州では初めてとなります。

店頭に並んでいるのは、全てユニクロが店舗で回収した自社の製品を、専用の工場で洗浄したり染め直したりしたものです。

小野愛梨リポーター「こちらのトレンチコート、通常であれば1万3千円前後の価格ですがポップアップストアでは3000円で購入できます。」

価格は、洗浄しただけの古着が通常品の3割から7割、リメイクした品はやや割安なものもあれば通常品と同等のものもあります。

訪れた人は早速、気に入った商品を手に取っていました。

訪れた人「もともと古着や服が好きなんですけど、こういった企画をユニクロでもやってくれるなら興味あるかなと思います。」「安いです。1着分の値段で(古着を)3着くらい買えるので」

ユニクロは、使わなくなった服を再利用するこの取り組みを通してより多くの人に環境問題への意識を持ってもらうとともに、古着の魅力を再発見してほしいとしています。

ユニクロ天神店真花真紀さん「古着のプロジェクトを通してお客様に洋服を長く着てもらう取り組みの一つになればと思っています。古着の良さを知ってもらい、多くの人が古着を着るきっかけになれば良いなと思います。」

この古着のポップアップストアは、8月31日までの期間限定で商品のラインナップはシーズンに合わせて変えていくということです。

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