ウー・レイが母校で主演映画をPR、「背中に大量の汗」の理由を語る

中国で公開中の映画「草木人間」に主演する俳優ウー・レイ(呉磊)が映画の宣伝活動で母校を訪れた様子を中国のSNS・微博(ウェイボー)で公開した。

3日に劇場公開をスタートした「草木人間」は、10日に興行収入が7500万元(約15億9000万円)を突破。日本映画「君たちはどう生きるか」と「ゴジラxコング 新たなる帝国」が中国で絶大な人気を博す中、現在の興行ランキングで3位をキープしている。

母校である映画や演劇の専門大学・北京電影学院で10日、「草木人間」の宣伝活動が行われたが、ウー・レイは通い慣れた学食で麺を食べる姿など、学内での写真をウェイボーに投稿。「表面的には落ち着いて楽しそうだけど、裏では緊張して背中に大量の汗をかいている人がいる」とメッセージを書き添え、母校という特別な場所での緊張感を伝えた。

なお、映画で母親役を演じる女優ジアン・チンチン(蒋勤勤)も同校の卒業生で、この日はジアン・チンチンのかつての同級生で、ウー・レイの在学中の指導教員が宣伝活動の司会を務めた。ウー・レイは緊張で何度もトイレに行ったことを明かしており、それも「大量の汗」をかいた理由の一つとなっている。

ウー・レイによると、「草木人間」ではクランクアップ直前に、ロケ現場で食べた卵が原因の食中毒により、病院へ運ばれるアクシデントが発生した。その後は体調が悪い中での撮影となったが、「演じた役がちょうどやつれた感じが必要だったので、タイミングがよかった」と笑いを交えて語っている。(Mathilda)

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