午後3時のドルは153円前半で高止まり、34年ぶり高値圏

Shinji Kitamura

[東京 12日 ロイター] -

午後3時のドル/円は、前日ニューヨーク市場の終盤とほぼ変わらずの153円前半で取引されている。前日海外でつけた34年ぶり高値にはわずかに届かなかったものの、米金利高に支えられた堅調展開に変化はなかった。

この日のドルは仲値公示にかけて、実需と見られる向きの売りがいったん優勢となり、一時152円後半へ下落した。しかし下値ではすかさず押し目買いを集め、午後には153円前半へ切り返した。

米10年債利回りはアジア時間の取引で小幅に低下したものの、昨年11月以来の4.5%台を維持し、米金利先物市場は6月利下げの見送りを織り込んだ。市場では「介入を警戒しつつ、ドルは上値を試す展開が続く」(トレイダーズ証券市場部長の井口喜雄氏)との見方が優勢だ。

鈴木俊一財務相はきょう午前の会見で、過度な為替変動には対応すると重ねて強調。その後の衆院財務金融委員会でも、円相場について「行き過ぎた動きがあるなら、あらゆるオプションを排除することなく、適切に対応する」と発言した。

ドル/円 ユーロ/ドル ユーロ/円

午後3時現在 153.19/153.22 1.0709/1.0713 164.10/164.12

午前9時現在 153.20/153.21 1.0724/1.0728 164.31/164.32

NY午後5時 153.27/153.28 1.0724/1.0728 164.37/164.41

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