かもめんたる槙尾、女性役の舞台でメイク研究 『THE SECOND』で「頭が一杯」も相方ツッコミ「おそらく嘘」

初日前会見に出席したかもめんたるの槙尾ユウスケ(左)と岩崎う大【写真:ENCOUNT編集部】

舞台『鴨川ホルモー、ワンスモア』の初日前会見で抱負

お笑いコンビ・かもめんたるの槙尾ユウスケと岩崎う大が、12日に初日を迎える舞台『鴨川ホルモー、ワンスモア』に出演する。同日に初日前会見とゲネプロが行われ、公演への抱負などを語った。

本作は万城目学氏の青春ファンタジー小説『鴨川ホルモー』を原作にした、京都の学生たちが1000年以上にわたりひそかに受けつがれてきた謎の競技「ホルモー」に興じるコメディー。槙尾は龍谷大学の女子学生の立花美伽役、岩崎は京都大学青竜会の3回生(3年生)の菅原真役で出演する。

女性役となる槙尾は「かもめんたるのコントで女装をしたことはありましたが、女性役も久しぶりなので、昔と違う最近のメイクを研究しています」と女性らしさをアピール。

稽古と並行して、フジテレビ主催の漫才トーナメント『THE SECOND』にエントリーしており、現在ベスト16まで進出中。「実は予選のことで頭が一杯で、稽古中にミスにしたりしていましたが(笑)、本番は切り替えていきます。かもめんたると『鴨川ホルモー』で縁があるのかなと思って頑張ります」と意気込んだ。

一方、岩崎は槙尾のこのコメントに、「相方は漫才のこと何も考えてなくて、(『THE SECOND』で)頭が一杯というのはおそらく嘘です」と突っ込みを入れる。自身の役については、「上級生の役なので現役のホルモープレイヤーではないんですが、ホルモーの場面は横から見ていてもすごくハードで『これ輪の中に入っていなくてよかったな』と思って」と、ホルモーを演じる俳優陣の熱気を明かす。

「皆さんを見ていると、部活を頑張った連中の笑顔を連想させて。学生時代は部活をあまり頑張っていなかったので、頑張った連中のキラキラを見せられてなんでまたこんな気持ちになるのかと……(笑)」と稽古の様子を振り返り、「原作と同じく、観終わったら『ホルモーをやりたいな』と思える作品になっていると思います」と見どころを語った。

公演は12日から29日まで東京・サンシャイン劇場で、5月3・4日に大阪・サンケイホールブリーゼで行われる。ENCOUNT編集部

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