新物流拠点が誕生 県貨物運送の津山主管支店が新築移転 5月から稼働開始/岡山・津山市 

岡山県貨物運送(岡山市)の津山主管支店が、県営久米産業団地=岡山県津山市久米=に新築移転した。老朽化した旧支店=津山市一方=と真庭市の落合営業所を集約した県北の新物流拠点として5月7日に稼動を始める。

2万7026平方メートルの敷地に、鉄骨平屋一部2階建ての事務所兼倉庫延べ9749平方メートルを整備。日用品や電子部品、工業製品などの保管と輸送を行い、トラックバースは大型12台を含む32台分を備える。事務所棟には仮眠室やシャワー室もある。投資額は非公表で、昨年4月に着工。従業員は119人。

11日にしゅん工式が行われ、原田和充社長は「山陰方面への中継基地にもなる県北の新たな中心的拠点。公共の道路を使っている仕事として、物流を止めない責務を果たすとともに、地域に貢献していきたい」と述べた。

新たな津山主管支店

© 津山朝日新聞社