『ちびまる子ちゃん』新たなまる子役が菊池こころに決定 オーディションを経てTARAKOさんの後任に抜てき【コメントあり】

By TV LIFE

『ちびまる子ちゃん』©さくらプロダクション/日本アニメーション

国民的アニメ『ちびまる子ちゃん』(フジテレビ系 毎週日曜 午後6時~6時30分)より、新たなまる子役の声優が菊池こころに決定。コメントが到着した。

複数回にわたるオーディションを経て抜てきされた菊池は、これまで『BORUTO-ボルト-NARUTO NEXT GENERATIONS』(テレビ東京系)うちはサラダ役や、『ワンピース』(毎週日曜 朝9時30分~10時)トコ役などを担当。『ちびまる子ちゃん』には、2018年8月12日放送の「まる子、幽霊を助ける」の巻に“お花ちゃん”役で出演するなど、番組との縁も感じられる。

『ちびまる子ちゃん』©さくらプロダクション/日本アニメーション

前任・TARAKOさんが育んできた“まる子”像を引き継ぎながら、これからもまる子の楽しい日常を届けていくことに。なお、菊池の務めるまる子は4月21日(日)が最初の放送となる。

また、『ちびまる子ちゃん』ではアニメ35周年を記念し、4月21日(日)の放送から6月9日(日)にかけて「季節まるごと!さくらももこ 春夏秋冬の原作まつり」を開催する。菊池と制作スタッフのコメントは下記に掲載。

菊池こころ コメント
『ちびまる子ちゃん』左:まる子 ©さくらプロダクション/日本アニメーション 右:菊池こころ

◆今回まる子役に決定した際のお気持ちをお聞かせください。

マネージャーから電話で“決まったよ”と言われ、“え”と発した後は何を話したのかほとんど覚えていないくらい驚きました。
うれしい……緊張、安堵、不安、何だかよく分からない複雑な感情で頭がいっぱいになりました。

◆アニメ『ちびまる子ちゃん』にはどんなイメージを持っていますか?

日曜の午後6時にテレビをつけるといつものキャラクターたちがそこにいてくれてホッとします。小学3年生の何てことのない日常のお話なのに毎回面白くて、老若男女に親しまれているすごい作品だなと思います。それも30年以上…。
合間に入るナレーションも顔のタテ線も今ではおなじみですがあらためて思うととても斬新ですよね。
それと、まるちゃんの服が“顔Tシャツ”に変わると夏の訪れを感じます。

◆今後の意気込みをお聞かせください。

放送開始から毎週見ている大好きな『ちびまる子ちゃん』。今から6年前に一度だけ“まる子”の現場に呼んでいただいたことがありました。キャスト·スタッフの皆さんが明るく楽しく収録に臨んでいて、その明るさの中心にはTARAKOさんがいました。ごあいさつに伺ったら笑顔で対応してくださり、共演者のアドリブには笑ってツッコミを入れて、アフレコ中ずっと楽しそうにニコニコされていました。
その日から『ちびまる子ちゃん』がもっともっと大好きになりました。
TARAKOさんが大事に演じ続けてきた“まる子”。正直怖い気持ちもありますが、『ちびまる子ちゃん』が大好きだというこの気持ちを大切にして一所懸命努めます。
しばらくは耳慣れないと思いますが、どうか長い目で見守っていただけたらとても心強いです。よろしくお願い致します。

『ちびまる子ちゃん』制作スタッフ一同 コメント

のんきでぐうたら、でも友だち思いで、家族が大好きなまる子。そんな表現豊かで、天真らんまんな姿を演じていただける方にお願いしたいと、時間の許す限りオーディションを行い、菊池こころさんに巡り合うことができました。スタッフ一同、まる子役にぴったりの方で、この方しかいないと自信を持っています。30年以上にわたり、まる子役を務めたTARAKOさんが育んでくださった“まる子”の姿を大切にしながら、菊池さんとともに、これからも楽しく愉快な『ちびまる子ちゃん』をお届けしていきます。また、まる子役の後任を務めることは、ご本人にしか分からない、計り知れない重圧もあると思います。どうか温かい目でお迎えいただき、皆さんの家族の一員として、ぜひ応援をお願い致します。これからも、毎週日曜日の『ちびまる子ちゃん』をよろしくお願い致します。

番組情報

『ちびまる子ちゃん』
フジテレビ系
毎週日曜 午後6時~6時30分

<「季節まるごと!さくらももこ 春夏秋冬の原作まつり」あらすじ>
◆4月21日(日)放送
“「プロ野球開幕!!」の巻”

プロ野球が開幕すると、父ヒロシはウキウキ。一方、テレビのチャンネルを野球に変えられてしまうため、まる子と友蔵は面白くない。チャンネルを譲ってもらうために友蔵と一芝居打つも、野球に夢中のヒロシには相手にしてもらえず…。

◆4月28日(日)放送
“「今日は家庭訪問の日」の巻”

家庭訪問の季節がやってきた。家の中が片付いており、家庭訪問の準備は万端。まる子は、自分の部屋を片付けるように言われる。今日はお姉ちゃんとまる子の先生が違う時間に来るのだが、それを知らないまる子は…。

“「家庭教師がやってきた」の巻”

お姉ちゃんに家庭教師が来ることになった。常々お兄ちゃんがほしいと思っていたまる子は遊んでもらおうと大はしゃぎ。お姉ちゃんが教えてもらっているところへ、さりげなく入り込み、家庭教師のお兄さんの気を引こうとする。最初はまる子のおしゃべりに付き合ってくれていたが、お姉ちゃんの勉強を見なくてはならないからまた後でと言われ、すねたまる子はつい家庭教師のお兄さんに冷たい態度をとってしまう。

◆5月5日(日)放送
“「みんなでドライブに行く」の巻”

パーティーの抽選で車が当たったお父さん。まる子、お姉ちゃん、お父さん、おじいちゃんと4人でドライブへ出かけることに。海? レストランでおいしいご飯?? 目的地を決めずに走り出したドライブ。さて、その行く先は…?

◆5月12日(日)放送
“「暑い夏を家ですごした一日」の巻”

ある暑い一日。クーラーのないさくら家、まる子は暑くて宿題ができないからクーラーが欲しいとお母さんに言ってみるが、あえなく却下される。クーラーのある花輪くんちに行こうと電話をしてみるが、花輪くんは出かけていて留守であった。お金持ちになってクーラーを買う夢をおじいちゃんと一緒に語ってみるが、むなしいばかり。そんな時、まる子とお姉ちゃんは、お父さんが連れて帰ってきたカブトムシのことで言い争いになり…。

◆5月19日(日)放送
“「すず虫がうるさい」の巻”

去年まる子がもらってきたすず虫が爆発的に増えてしまったさくら家。どこに行ってもすず虫が鳴いていてうるさい。あまりのうるささにお姉ちゃんから子供部屋のすず虫を何とかしてと言われ、おじいちゃんの部屋で飼ってもらうことにする。しかしその晩、友蔵が悪夢にうなされてしまい、またもや引き取ることに。もはや、さくら家にすず虫を置いておける場所はなかった。

◆5月26日(日)放送
“「まるちゃん 目ざまし時計を買う」の巻”

まる子の寝起きの悪さはお母さんを困らせ、何度言われても起きられない。ついに遅刻までしてしまった日、新しい年に向けての目標を決める際、まる子は「早起きをする」を目標とし、そのための目覚まし時計を買おうと決意。まる子の朝に変化は訪れるのか…?

◆6月2日(日)放送
“「まる子、鍋モノさわぎ」の巻”

さくら家の今夜の夕食はフグ鍋。たまちゃんにうらやましがられるまる子だったが、闇鍋しか思い浮かばないまる子にとってはフグ鍋もピンとこない。しかも藤木と永沢からフグの毒で死んだ人の話を聞き、真っ青。家に帰ってお母さんに鍋を中止にしようと真剣に訴えるが聞いてもらえない。まる子の訴えもむなしく、家族が楽しみにしているフグ鍋の夕食が始まった。おじいちゃんがフグを食べようとすると…。

◆6月9日(日)放送
“「まる子、寒さに負ける」の巻”

寒くてコタツから出たくないまる子。たまちゃんが遊びに来ても、絶対コタツから出ようとしない。おフロに入りなさいとお母さんに怒鳴られ、やっとコタツから出るが、おフロから出るとまたコタツの中。でもおフロから出てすぐに布団に入らなかったため、当然布団の中は冷たくて…。

<出演者>
まる子(声:菊池こころ)
お父さん(声:屋良有作)
お母さん(声:一龍斎貞友)
おじいちゃん(声:島田敏)
おばあちゃん(声:佐々木優子)
お姉ちゃん(声:豊嶋真千子)
ほか

原作:さくらももこ
脚本・制作協力:多田弘子(さくらプロダクション)
プロデューサー:前田泰成(フジテレビ)、田中伸明(日本アニメーション)
監督:高木淳(日本アニメーション)
制作:フジテレビ、日本アニメーション

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