三遊亭若圓歌さん、膵臓がんのため死去 78歳 最後の寄席出演は1月10日

78歳で亡くなった三遊亭若圓歌さん【写真:一般社団法人落語協会ホームページより】

落語協会が公式サイトで発表

落語家の三遊亭若圓歌さんが7日、膵臓がんのため亡くなったことが分かった。78歳だった。12日、一般社団法人落語協会が公式サイトで発表した。

落語協会は「当協会員の三遊亭若圓歌(本名:公文治)が、令和6年4月7日(日)午前1時29分に膵臓がんの為、永眠いたしました」と発表。そして、「葬儀は近親者のみで執り行われました。最後の寄席出演は、令和5年1月10日の浅草演芸ホールでした。謹んでご冥福をお祈りいたします」と伝えた。

若圓歌さんは1946年7月3日、東京都文京区出身。1969年に三遊亭歌奴(現、三遊亭圓歌)に入門。74年に「歌文」と改名。79年に落語協会に色物としてスタートし、87年に二ツ目昇進、「歌慎」と改名。93年に真打昇進、「三遊亭若圓歌」と改名した。ENCOUNT編集部

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