アーセナルDFホワイト、トレーニング中の“不文律”を明かす「越えてはいけない一線がある」

写真:ベン・ホワイトがトレーニング中の不文律について口を開いた ©Getty Images

アーセナルに所属するDFベン・ホワイトが、チームのトレーニング中における不文律を明かした。イギリスメディア『フットボール・ロンドン』が伝えている。

アーセナルの右サイドバックとして活躍しているホワイトは、高い対人能力と空中戦の強さを長所としている。また、スピードも兼ね備えており、ボールを持つ相手の選手に対し、素早いタックルを仕掛けてボールを奪う場面が多い。

そのホワイトが明かした不文律というのは、チームメートであるFWガブリエウ・マルティネッリに対して「あまり近づきすぎない」というルールだ。ホワイトはこのルールについて、こう説明した。

「マルティネッリとは毎日トレーニングで対戦しているけど、正直に言えば、あまりプレスを仕掛けたくない。でも、同時に競争し続けなければいけない」

この不文律の背景には、ミケル・アルテタ監督の指導があるという。ホワイトは、同監督の指導のもと、練習中に選手たちがどのように良好な人間関係を築いているのかを語った。

「ただ、越えてはいけない一線というものがある。それは誰にとっても同じなんだ。練習では毎日同じ相手とマッチアップするし、1対1のデュエルとかで激しくタックルしすぎないという不文律がある。そういうのは試合のためにとっておけばいい」

「マルティネッリとは毎日1対1のバトルを繰り広げているけど、練習が終われば、すぐにいい関係になるんだ。練習中でもベストを尽くし、全力を出すけど、お互いに気を配らなくちゃいけない」

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