FC東京 調布署が東京ダービーの会場内外でカメラ撮影行うと発表 違法行為防止目的

味の素スタジアム

J1FC東京は12日、調布警察署が東京Vとの東京ダービー(13日、味スタ)において、不法・違法行為防止のため会場内外をカメラで撮影すると発表した。その上で「取得したカメラ画像は合理的なセキュリティ対策を講じて取り扱い、利用目的外には使用しないことを確認しております。FC東京は、調布警察署、そのほか関係各所と連携・協力し、不法・違法行為の防止に努めてまいります」とした。

今回は16年ぶりとなるJ1を舞台とした東京ダービー。昨年7月の天皇杯3回戦(味スタ)では、一部FC東京サポーターがキックオフ直前、同スタジアム内のゴール裏席で花火及び発煙筒を使用。日本協会からFC東京サポーター4人の無期限入場禁止、クラブに罰金500万円とけん責の処分が下された。

二度と同じようなことはあってはならない。このような措置に対して賛同の声が上がる。ネット上には「カメラで撮影しているとアナウンスするだけで迷惑行為や違法行為はずいぶんと減る」「不法・違法行為の防止は是非お願いしたい。もし、そのような行為に及ぶ者達がいたら、厳重な処罰を望みます」などの指摘が見られた。

サポーターにとって、互いにより熱くなれるのがダービーの醍醐味でもあるが、今年はクリーンな形で終えたいところだ。

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