金子恵美氏 水原一平容疑者の大谷翔平への仕打ちを断罪「金づるとしか思っていなかったのかな」

金子恵美氏

元衆院議員でコメンテーターの金子恵美氏(46)が12日、TBS系「ゴゴスマ~GOGO!smile~」に生出演し、ドジャースの大谷翔平投手(29)の元専属通訳だった水原一平容疑者(39)がこの日、刑事訴追されたことについて言及した。

米司法省は11日(日本時間12日)、銀行詐欺容疑で水原容疑者を訴追したと発表。違法賭博の借金を返済するため、大谷の口座から胴元側に1600万ドル(約24億5000万円)以上を不正に送金した疑い。水原容疑者は12日(同13日)にもロサンゼルスの連邦地裁に出廷する見通しだ。

同省によると、大谷の口座からの不正送金は、当初報じられた450万ドル(6億8000万円)を大きく上回る額だったことが判明。金子氏は「一心同体のパートナーと私たちは思ってしまっていたんですけど、今出てきている事実は残念なことですけど、大谷さんのことを金づるとしか思っていなかったのかなとすら、正直思えてしまう」とあきれ口調だった。

水原容疑者が手を染めた違法賭博の実態は巨額で、賭け金の総額は1億8290万ドル(約278億円)、賭け金から勝ち額を引いた損失は4070万ドル(約62億円)に上るとされる。たまに勝った時の金銭は大谷ではなく、自身の口座に入金するよう指示していたという。

これには金子氏も「賭け事って原資が大事で、大きく賭ければリターンも大きいわけですよね。賭けるお金を大谷さん、人のお金で賭けておきながら自分の口座に儲けは入れるというのは、言葉は悪いけど寄生虫のようなやり方ですから、残念」と〝断罪〟した。

その上で「2人並んでいるところの映像(のイメージ)しかない私たちからすると、驚きの事実ばかりです」と失望感を隠せなかった。

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