ファルケン・モータースポーツ、2024年ニュルブルクリンク24時間のドライバーラインアップを発表

 住友ゴムグループのファルケンタイヤヨーロッパは4月12日、ドイツ・ニュルブルクリンクで5月30日から6月2日にかけて開催される『ニュルブルクリンク24時間レース』に参戦するファルケン・モータースポーツのドライバーラインアップを明らかにした。引き続きポルシェ911 GT3Rの2台体制で、FIA-GT3車両で競われるSP9クラスに挑戦し、総合優勝を目指す。

 33号車のドライバーラインアップにはクラウス・バッハラー、スヴェン・ミューラー、アレッシオ・ピカリエッロと、2023年大会でステアリングを握った3名が継続。さらに、FIA世界耐久選手権やル・マン24時間レース、IMSAウェザーテック・スポーツカー選手権でポルシェを駆る24歳のジュリアン・アンドローエルが新たに33号車のドライバーとして加入を果たした。

 44号車はジョエル・エリクソン、ティム・ハイネマン、ニコ・メンゼル、マーティン・ラギンジャーのラインアップを継続。アンドローエルの加入により、ファルケン・モータースポーツは2台8名のラインアップを構築したかたちだ。

 また、ニュルブルクリンク24時間レース本番を見据え、ファルケン・モータースポーツは4月6〜7日に開催されたNLSニュルブルクリンク耐久シリーズ第1戦&第2戦の4時間レースに参戦。6日に行われた第1戦では4号車ポルシェ911 GT3R(ジョエル・エリクソン/ニコ・メンゼル)が総合優勝を飾った。なお、ファルケン・モータースポーツのNLS総合優勝は2023年第5戦以来となる。

 4号車は7日に行われた第2戦でも3位に入り、NLS・SP9クラスでは現時点でトップから1点差のランキング2位につけている。それだけにニュル24時間レース本戦での活躍にも期待が募るところだろう。2014年以降10年連続で総合トップ10入りを果たしているファルケン・モータースポーツ。日本メーカーの挑戦には引き続き、注目したい。

2024年NLSニュルブルクリンク耐久シリーズ第1戦を制した4号車ポルシェ911 GT3R(ジョエル・エリクソン/ニコ・メンゼル)

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