「コロナ禍で思うように施策が進められず悔い」 17日の任期満了を前に徳島市の内藤市長が最後の会見【徳島】

徳島市の内藤市長は4月17日の任期満了を前に12日、最後の会見を開き、市長としての4年間を振り返りました。

悔いが残ることとしてコロナ禍で思うように施策が進められず、中でも阿波踊りについて特に悔いが残ると話しました。

(内藤佐和子徳島市長)

「4年間あれば出来たのではないかなあと思う部分があるので、そういった意味では本当にコロナっていうものがすごく足を引っ張ったというか、できなかったことが増えた要因かなと思います」

一方、自身への批判に終始し、本質的な議論がなされていないとして、立候補を断念した徳島市長選挙については。

(内藤佐和子徳島市長)

「結果として、どれくらい私の願った形での選挙となったかはともかく、先日コメントした通り、遠藤氏には前に進み始めた徳島市の停滞することのない持続的な発展とともに、市民の皆さまのより幸福で充実した生活の実現に向けて、新市長として邁進をしていただきたいと思います」

そして市長を辞めたあとの自身については、次のように述べました。

(内藤佐和子徳島市長)

「私は退任後のことはまだ決めていませんが、いずれにせよ徳島市のため、また社会のために自分なりにできることをやっていこうと思っています」

「ありがとうございました」

内藤市長は、4年間様々な声が飛び交った会見の場を、最後は感謝の言葉で締めくくりました。

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