自転車保険 加入済み約6割に留まる

自転車保険 加入済み約6割に留まる

 2022年7月から千葉県の条例で義務化されている、自転車保険への加入について、加入している人が自転車利用者の6割程度に留まっていることが、県のアンケート調査でわかりました。

 アンケート調査は、県が2024年1月に10日間、県内に住む18歳以上の県民、300人に対して行い、9割近くから回答を得ました。

 それによりますと、自転車を利用している人に対し「自転車保険に加入しているか」を尋ねたところ、「加入している」のは約65%で、「加入していない」が24%余り、「わからない」が約10%でした。

 また、加入していない人の理由としては「義務付けられていることを知らなかった」が約3割を占め、最も多い結果となりました。

 県の担当者は「条例による加入義務化が認知されつつあるが、十分ではない」と分析し、「引続き広報啓発活動に努めたい」としています。

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