京大生役の乃木坂46・清宮レイ、「仲良くなりたくて」舞台で共演の八木莉可子と帰り道を遠回り

初日前会見に登壇した八木莉可子(左)と乃木坂46の清宮レイ【写真:ENCOUNT編集部】

中川大輔・八木莉可子と京都で聖地巡礼

乃木坂46の清宮レイが12日に初日を迎える舞台『鴨川ホルモー、ワンスモア』に出演する。同日に初日前会見とゲネプロが行われ、共演者とともに公演への抱負や、楽屋の様子を語った。

本作は万城目学氏の青春ファンタジー小説『鴨川ホルモー』を原作にしたコメディーで、京都の学生たちが1000年以上にわたりひそかに受け継がれてきた、『オニ』を使役する謎の競技『ホルモー』に興じる。ゲネプロ前の取材では、主演の中川大輔(京大青竜会の1回生・安倍役)が「オニを使ってホルモーを戦う奇想天外な話かと思いきや、大学生として多くの人が体験したようなシーンがある青春群像劇です。なかでも“黒歴史”を乗り越えていくのが主題だなと思っています」と見どころをアピールした。

清宮は京大青竜会の楠木ふみ役で出演。中川と青竜会の同級生・早良京子役の八木莉可子の3人で作品の舞台の京都を訪れたという清宮は、「中学の修学旅行くらいでしか京都に行ったことがなくて、京大の近くにも行って歩いてみて、居心地のよさや空気のきれいさで『京都はいいな』と思い、土地にも詳しくなりました」と京都を訪れた思い出を振り返った。

滋賀県出身の八木は「今回京大生になれたのがうれしくて、特に地元の友達は皆『1回生、2回生』って言うんですが、東京にいると『1年生、2年生』の言い方に戻ってしまって、舞台で関西に帰った時のように『1回生』と言えるのが楽しかったです」と京大生の役に親しみを感じていた。

楽屋の様子を聞かれた中川は、八木と清宮の仲の良さに言及し「さっき楽屋であいさつしたら(八木と清宮が)2人で『青春アミーゴ』をデュエットしていました」と明かす。これに清宮は「楽屋が一緒で、りっちゃんと呼んでいます。はじめの稽古の頃、本当は帰り道が違うんですが一緒に帰りたくて『私もこっち』と嘘をついて(八木に)ついて行きました。仲良くなりたくて」と八木との思い出に触れ、「仲良くなって、抱きついてくれるようになりました」と抱きついて親密ぶりをアピールする。

八木も「私が緊張していて(『青春アミーゴ』を)歌っていたら緊張を和らげようとレイちゃんがデュエットしてくれました」と話し、2人の楽屋での和気あいあいとした様子に共演者も大いに笑う会見になった。

公演は12日から29日まで東京・サンシャイン劇場で、5月3・4日に大阪・サンケイホールブリーゼで行われる。ENCOUNT編集部

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