福島県柳津町にあるJR只見線の無人駅が、交流拠点として生まれ変わります。町は「通過駅ではなく、ここを目的とする人を呼び込みたい」と期待していました。
奥会津の玄関口になっているJR只見線の会津柳津駅。
小枝佳祐記者「もともとは無人だった駅舎ですが、新たにカフェなどが入る交流スペースが作られました」
会津柳津駅の駅舎は去年4月、JR東日本から町に無償で譲渡され、町は新しい観光拠点として整備を進めてきました。新しくなった駅舎の中には、赤べこの制作風景を間近でみられる工房。そしてカフェも設けられ、柳津町の小林町長もクリームソーダを注文していました。
柳津町・小林功町長「おいしいです。サクラ味、とてもおいしいです」
国内旅行やインバウンドなど、観光面で町の人たちは期待を寄せています。
柳津町の親子「駅に人がいると、それだけで活気が違いますね。ここから人が来て、地元の人も遊びに来て、色々な交流ができそうだなと思います」
柳津町・小林功町長「会津柳津駅は通過駅ではなくて、ここを目的にして、是非お客様を呼びこんでいくと、そしてここからさらに、町中の方に歩いて観光してもらえるように、そういった流れをこれから作っていければと思っています」
新しい柳津駅は13日にオープンします。