学習塾関係者の約6割、21年の教科書改訂以前と比べて定期テストの難易度が「上がった」と回答【エデュケーショナルネットワーク調べ】

エデュケーショナルネットワークは、全国の学習塾関係者を対象に実施したアンケート調査「学習塾における定期テスト対策の状況について」の結果を、4月10日に発表した。同調査は、2月5日~16日の期間に行われ、530名から有効回答を得ている。

調査対象者に、教室所在地周辺の中学校における定期テストの難易度は、2021年の教科書改訂以前と比較して変化したと感じるかを尋ねたところ、「難易度は上がった」(59.6%)がもっとも多く、「変わらない」(34.3%)がそれに続いた。

定期テストの難易度が、特に上がったと思う教科を尋ねた質問(複数回答)では、「英語」(94.3%)が最多となり、以下「数学」(39.9%)、「理科」(27.8%)が続いている。

定期テスト対策を「行っている」と答えた調査対象者に、定期テスト対策に課題を感じることがあるかを尋ねたところ、「ある」という回答が80.0%を占めた。

定期テスト対策に課題を感じたことが「ある」と答えた調査対象者に、課題を感じている教科を尋ねた質問では、「英語」(77.4%)、「国語」(47.6%)、「数学」(44.0%)が上位となっている。

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