首都直下地震などの災害リスクを分散 ヤマハ子会社と北九州市が立地協定

楽譜の出版や音楽配信などを手がけるヤマハの子会社が、災害リスクを分散するため北九州市に拠点を設けました。

ヤマハミュージックエンタテインメントホールディングスの堤聡社長は、きょう午後、北九州市役所で武内和久市長と立地協定書にサインしました。

東京都に本社を置くこの会社は楽器メーカー・ヤマハの子会社で、楽譜の出版や音楽配信などを手がけています。

今月1日、北九州市のスタートアップ支援施設「COMPASS小倉」にオフィスを構え、新たに北九州市出身の20代の2人を雇用。首都直下地震などに備えたシステム開発部門の分散やスタートアップ企業との新規ビジネスの開発が狙いです。ヤマハミュージックエンタテインメントHD堤聡社長「システム開発拠点の分散化の観点でも、この地で人材採用ができること、そしてIT人材の育成にも貢献できることをうれしく思っています」立地協定は、北九州市が進める「バックアップ首都構想」の一環として締結されました。

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