今後2~3週間は猛暑、死者も報告

今年のタイの夏は酷暑が続くとの予報が出ており、過去数日間で暑さが原因とみられる2人の死亡が報告されたことから、保健省はこのほど、「非常に暑い日が今後2~3週間続くと予想される」と発表するとともに、熱中症にならないよう暑さ対策を講ずるよう国民に呼びかけた。オパート保健事務次官は、「タイ国内各地で最高気温が40度を超えている。多くの人が熱射病(重症の熱中症)になり、臓器不全、死亡につながる恐れがある。心拍数の上昇、目眩、頭痛、嘔吐などが熱射病の兆候」と説明。まだ体力のない子供や持病のある高齢者は熱射病になりやすいので特に注意が必要と呼び掛けている。(『バンコク週報』より。https://bangkokshuho.com)

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