去年11月、別府市の自宅で同居する父親を同意を得た上で殺害した罪に問われている男の初公判が開かれ、男は起訴内容を認めました。
承諾殺人の罪に問われているのは別府市の無職大久保雅道被告58歳です。
起訴状などによりますと、大久保被告は去年11月、別府市内竈の自宅で同居する父親の雅人さん87歳の同意を得た上で両手で首を絞め、殺害した罪に問われています。
12日に大分地裁で開かれた初公判で大久保被告は起訴内容を認めました。
検察側は「父親は被告人から繰り返し心中の提案を受ける中でそれを受け入れた。犯行時に心神耗弱であったことなどを考慮しても厳罰に処す必要がある」などとして懲役2年6か月を求刑しました。
判決は今月25日に言い渡されます。