群馬県内初の夜間中学 みらい共創中学校が開校 35人が入学 群馬・伊勢崎市

県内初の夜間中学「みらい共創中学校」が伊勢崎市に開校し、35人が入学しました。

伊勢崎市今泉町の県総合教育センター内に開校した「県立みらい共創中学校」は、様々な理由で義務教育を十分に受けられなかった人や学び直しを希望する15歳以上の県民が対象です。

入学したのは、10代から60代の35人です。国籍別ではブラジルが最も多い9人、次いで日本が7人、ペルーが5人などとなっていて外国籍の生徒が、全体のおよそ8割を占めています。

開校式で山本知事は、「県が目指す多文化共生の理念のもと、特色あるカリキュラムを進めたい」とあいさつしました。新入生代表の内田真理奈さんは「ここで共に学び楽しみながら力をつけていきたい」と決意を述べました。

働きながら学べるよう授業は平日の午後6時以降から行われます。中学校で学ぶ9教科に加え小学校の授業にも対応するほか、レクリエーション活動なども充実しているということです。

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