特色のある農産物「葛仙米」を国内外で販売 中国湖北省咸寧市

特色のある農産物「葛仙米」を国内外で販売 中国湖北省咸寧市

5日、設備の稼働状況を確認する電力会社の職員。(武漢=新華社配信/孫威)

 【新華社武漢4月12日】中国湖北省咸寧市嘉魚県で農産物の生産・加工・販売などを手がける藍野生物科技嘉魚の生産工場ではこのところ、十分な電力設備を活用し、葛仙米(かつせんべい)の幼苗が水の底に沈むことなく存分に光合成ができるよう、水循環システムを絶えず稼働させている。

 葛仙米は本物の米ではなく、水生藻類の一種で、風味が良く、タンパク質と人体に必要なアミノ酸、多糖などの活性物質が豊富で人気があるが、生育環境に対する要求が極めて高く、水循環システムを長時間作動させる必要がある。

特色のある農産物「葛仙米」を国内外で販売 中国湖北省咸寧市

5日、生産現場を訪問する電力会社の職員。(武漢=新華社配信/孫威)

 葛仙米の生産と販売をサポートするため、国家電網傘下の国網湖北省電力嘉魚県供電の職員はボランティアで訪問サービスを行い、回路設備を点検し、電力の安定供給を支えている。

 同県産の葛仙米は現在、北京市、広東省広州市、陝西省西安市の国内各市のほか、日本など海外でも販売されている。(記者/梁建強)

特色のある農産物「葛仙米」を国内外で販売 中国湖北省咸寧市

5日、特色のある農産物、葛仙米の生産現場。(武漢=新華社配信/孫威)

© 新華社