駅の利用者にチラシを手渡し、痴漢の被害防止を呼びかける啓発活動がJR前橋駅で行われました。
群馬県警では、今月1日から30日まで鉄道会社5社と連携し、電車内や駅構内での盗撮や痴漢の被害をなくそうと「痴漢撲滅キャンペーン」をおこなっています。
12日は警察官や女子サッカーチーム バニーズ群馬FCホワイトスターの選手など合わせて約30人が参加し、JR前橋駅の改札前で啓発活動をおこないました。
用意したチラシは約1000枚。朝の通勤・通学客らひとりひとりに声を掛けながら手渡し、被害を目撃した場合はすぐに110番通報してほしいなどと呼びかけていました。
県警によりますと、去年1月から12月までの県内における迷惑行為防止条例違反に関わる痴漢の検挙件数は12件で、前の年より3件増えているということです。