富岡高校 開校7年目で卒業生が記念講演会 群馬・富岡市

地域の2校が統合して誕生した富岡高校が開校7年目を迎え、卒業生による記念の講演会が開かれました。

現在の富岡高校は、2018年に旧富岡高校と富岡東高校が統合し開校しました。男女共学の普通科高校として再出発したことを記念して、高校では毎年卒業生を招いて講演会を開いています。

今回は旧富岡高校の卒業生で、市内で電子機器の製造などを手がける栄光製作所の勅使河原覚社長が「人材を切らずに電気を切る」をテーマに講演しました。

栄光製作所では全社員で省エネに取り組み、数々の賞を受賞してきました。

大きく受注を減らしたことをきっかけに、自らが率先して省エネに取り組んだという勅使河原社長は、情報を「見える化」したり、社員のアイデアを活用するなどしたことで、電気使用量が削減され、同時に生産効率も向上したと説明しました。

講演会に参加した全校生徒約600人は、メモを取りながら先輩の言葉に熱心に耳を傾けていました。

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