JR四国がGWの指定席増 予約、前年を18.6%上回る

 JR四国は12日、今春のゴールデンウイーク(GW)期間に運行する特急・快速の指定席を上下合わせて約20万200席とし、前年よりも約8300席増やすと発表した。本州と四国を結ぶ特急を中心に指定席を大幅に増やし、新型コロナウイルス感染症の5類移行後初のGWに備える。

 11日時点の予約状況によると、GW期間の26日~5月6日の指定席は、前年を18.6%上回る約3万9600席が予約で埋まった。予約率は19.8%で、前年を2.4ポイント上回っている。JR四国販売促進課は「GW期間の新幹線のぞみが全席指定席化され、乗り換え目的の本四間の列車の予約も増えているのではないか」とみている。

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