『信頼を失うまさに危機的な状況』とし福島県教育長が教職員の不祥事根絶を指示

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相次ぐ教職員の不祥事を受け、大沼博文福島県教育長は、いまや「信頼を失う危機的状況」と県立学校長らに不祥事根絶を指示しました。

■大沼博文 福島県教育長

「たび重なる悪質な不祥事により、保護者の皆さま、県民の皆さまの本県教育委員会に対する信頼を根底から失わせる、まさに危機的な状況」

福島市で開かれた2024年度最初の福島県立学校長・副校長会議には97人が出席し、大沼教育長が事態の深刻さを十分に認識し不祥事の根絶に尽くすよう指示しました。

3月27日には、小学校の教頭が酒気帯び運転の疑いで逮捕されるなど、わいせつ行為なども含め2023年度に懲戒処分を受けた福島県内の教職員は2022年度よりも5人多い20人で、過去5年間で2番目の多さとなっています。

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