桜の名所・弘前公園に多くの観光客 「弘前さくらまつり」1週間前倒しで開幕 祭り期間は5月5日まで24日間

「弘前さくらまつり」は、桜の早咲きに対応するため、会期を7日早めて12日に開幕しました。24日間という祭り期間は、過去最も長くなっています。

オープニングセレモニーでは、桜田市長など関係者がテープカットをして、開幕を祝いました。

祭りの主催4団体は、桜の早咲きが予想されたことから、会期を1週間前倒ししての開催とし、24日間と過去、最も長い祭り期間としました。

2024年は、新型コロナが5類に移行してから初めての開催です。様々な制限が解除され、5年ぶりに食べ歩きなど以前の祭りと同じように楽しむことができます。

出店には、早速海外からの観光客が訪れ、おでんを味わっていました。

【台湾からの観光客】
「わさび(からし)グッド、スパイシー」

国内はもちろん、インバウンド客がたくさん訪れることにも期待が高まります。

【ありがとう食堂 岸政信さん】
「制限なくお花見ができるので本当に待ち遠しく」
「すごく期待しています」

11日に開花が発表された「弘前枝垂れ」。さらに開花が進み、多くの観光客の人気を集めていました。

【静岡から来た女性】
「良いですね。ロケーションが良いですね、素晴らしい」

【愛知から来たカップル】
「きれいで、ちょっと咲いてて良かったです」

弘前市公園緑地課によりますと、ソメイヨシノの開花は、外堀は13日、園内は14日、桜のトンネルは15日の予想となっています。満開は外堀で18日と見込まれています。

【弘前市 桜田市長】
「何と言っても、このボリューム感のある弘前の桜、そして花吹雪、花筏(はないかだ)、さらにそれに続く八重の桜の満開、弘前公園魅力満載です」
「ぜひ、たくさんの皆様に弘前公園の桜を楽しんでもらいたいと思います」

「弘前さくらまつり」は、5月5日までの24日間開催されます。

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