満開の石割桜に多くの人が 待ちに待った盛岡市のサクラの開花 北国にも春

盛岡にも待ちに待った春の訪れです。盛岡地方気象台は12日、サクラの開花を発表しました。石割桜も見ごろを迎え盛岡市内には多くの人がサクラを見に訪れていました。

(盛岡地方気象台 相馬 求 リスクコミュニケーション推進官)
「けさ9時くらいの観測で5輪以上の開花を確認しましたので、本日サクラの開花となります」

12日の午前9時すぎ、盛岡地方気象台の職員が敷地内にあるソメイヨシノの標本木が5輪以上咲いているのを確認し、開花を発表しました。1953年の統計開始以来最も早かった去年より9日遅く、平年より6日早い開花です。

(記者リポート)
「暖かな春の日差しを浴びて、今年も石割桜は可憐な花を咲かせています」

盛岡市にある国の天然記念物・石割桜です。淡いピンク色のきれいな花を咲かせた石割桜は見ごろを迎えています。樹齢およそ400年と推定されているエドヒガンを一目見ようと多くの人が訪れ、写真を撮る姿がみられました。県内では奥州市や釜石市など満開となっていて、盛岡市内のサクラも週末に気温が上がることからさらに開花が進む見込みだということです。

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