【気象予報士が解説】各地でサクラ満開に もう一つの春の花「菜の花」も見ごろのピーク 13日・14日とも行楽日和に【新潟】

福島潟の『菜の花』が満開に

12日の最高気温は新潟市秋葉区で23℃を超えて、5月下旬並みとなりました。その他も20℃前後まで上がり、日中は上着いらずの陽気でした。

この暖かさで、桜満開エリアが広がったようです。
各地の開花状況は、糸魚川の美山公園や大河津分水の桜並木、五泉の村松公園などで12日満開となりました。また、佐渡市の真野公園でも7分咲きと満開間近です。

ただ、春の花はサクラだけではありません。黄色いあの花が見ごろを迎えています。
福島潟では『菜の花』がまさに今、見ごろのピークを迎えています。一面に広がる菜の花は、まるで黄色い絨毯のようです。12日はお天気に恵まれて、この鮮やかなビタミンカラーが青空にとっても映えていました。広大な敷地に約100万本の菜の花が植えられていて先週末、満開となりました。

3月下旬からの暖かさで一気に開花が進み、例年より1週間ほど早く満開を迎えたそうです。福島潟の菜の花は、今月下旬にかけて見ごろが続きます。

気になる13日・14日の天気を見ていきましょう。13日・14日ともに高気圧に覆われて、よく晴れる見込みです。注目は最高気温で、所々で20℃を超えるでしょう。阿賀町は13日、23℃予想と夏日一歩手前まで気温が上がりそうです。薄着で身軽にお花見を楽しめそうです。

ただ、朝晩はグッと冷えますので、夜桜見物の際は厚手の上着を忘れずに。
そして、まだまだ花粉にも注意が必要です。13日・14日ともに、上中下越を中心に花粉の飛散量が多くなる見通しです。例年だと花粉のピークは過ぎる頃ですが、花粉症の方はしっかりと対策をして、この週末お過ごし下さい。

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