【大阪】「コンラッド大阪×源氏物語」が奏でる、特別なストロベリーアフタヌーンティーを堪能して

こんにちは、新年度が始まるとなんとなくウキウキした気分になる編集・K子です。今年はNHKの大河ドラマで「紫式部」がフィーチャーされ、ちまたでもブームとなっている「源氏物語」。かくいう私も、学生時代に「あさきゆめみし」(漫画)にドはまりした一人。コンラッド大阪では、そんないつの世も女性たちがあこがれた(?!)「源氏物語」をテーマにしたストロベリーアフタヌーンティーを開催しています。先日、そのプレスイベントにお招きいただいたので、その様子をレポートします。

源氏物語の雅な世界感を再現 「THE TALE OF GENJI」5/12(日)まで

「源氏物語」テーマにしたアフタヌーンティー「THE TALE OF GENJI」が開催されているのは、地上200mに位置する「40スカイバー&ラウンジ」。高い天井とゆったりとした座席の配置でアフタヌーンティーを満喫することができます。

席に着くとほどなくして、らせん階段状のティースタンドが運ばれてきます。スタンドには、今回のために特別にあつらえた源氏物語の絵巻に出てくる「雲隠れ」(写真上)の柄が描かれたカバーがほどこされ、しっとりとした雰囲気。

ウェルカムドリンクは2種類から好きなものチョイス、グリーン色の「Ever Green」は抹茶ベースの日本酒ソーダカクテルでアルコール入り。ピンク色の「The Spring」は桜の春らしい香りと、レモンのさわやかな味わいが楽しめるモクテルなのでアルコールが苦手な人に◎

丁寧に作り込まれた「和」テイストのスイーツやセイボリーは全11種類

ティースタンドには、一つ一つ丁寧に作りこまれたスイーツとセイボリーが配置されています。まず目を引くのが、升の中にイチゴが入った「イチゴととんぶり」(写真上)。イチゴの上には白和えクリームがかかり、上にはとんぶりと金箔がトッピングされた贅沢な一品。とんぶりのプチプチとした食感は、まるでキャビアのよう。イチゴをこのように食べるのは初めてでしたが、不思議と合うんですよね~。イチゴを使ったメニューの提案力には毎度驚かされます!

紫式部をイメージしたグラススイーツ「紫式部」(写真上奥)は、パープルのグラデーションが印象的。ブルーベリーのパンナコッタの上に、柚子のクリスタルジェリーやストロベリーがトッピングされています。パンナコッタのなめらかな舌触りとベリーの味わいがしっかり感じられる至極の一品でした。

「青海波(せいがいは)」(写真上奥)は青い海をイメージしたギモーブサンドで、クッキーには吉祥模様が。ちらりと見える青いギモーブはストロベリー味で、サブレは醤油キャラメルと酒粕を使用するなどシェフのこだわりが満載です。しっとりとした食感と甘すぎない味は、すごく私好みでした。

コンラッド流苺大福の「春」(写真上左)は、白あんを使った桜とイチゴのムースを求肥で包んだものの上に、大粒のストロベリーがオン。和洋折衷の苺大福は、一口でパクっと食べるのがもったいない~。

個人的オススメナンバーワンは、平安朝の庭園を表現した「源氏庭」(写真上左)。抹茶ラスクとこめ油チョコレートで枯山水を再現しているんだそう。土台はナッツがたっぷり使われたストロベリーフロランタンになっていて、ギュッと濃厚なキャラメルの味がクセになります。もう何個でも食べられるくらいおいしかった~。

巻き寿司のようなビジュアルの「桜の香りの真鯛」(写真上右)は、鯛・イチゴ・黒米・菜の花・金山寺味噌などが入るることで、さまざまな食感が楽しめるのが特徴。さっぱりした味わいでスイーツの合間の箸休めにも◎

ほかにも、きな粉と黒糖で焼き上げた「スコーン」(写真上)や、ゴボウ・ズワイガニ・ドライイチゴ・いぶりがっこが入った「米粉パンの和風サンドイッチ」など、和テイストを取り入れたメニューの数々はどれも繊細でおいしくて、さすがでした。

キュートな見た目のホットチョコレート「ハートボム」が初登場!

今回のアフタヌーンティーでは、プラス1,000円でホットチョコレート「ハートボム」をオーダーできるサービスも登場しています。大きめのグラスの中にはパープルのハート形のチョコレートが入っていて、これだけでもとってもキュート。 スタッフにお願いすると目の前でホットミルクを注いでくれます。こういったパフォーマンスを体験できるのも特別感があって楽しいですよね! あたたかいミルクを注ぐと段々とチョコがとける様子にワクワク♪ 撮影必須です。

溶けたチョコレートの中からはピンク・イエロー・グリーンのマシュマロやドライストロベリーなどがお目見えして何とも愛らしい。カップの底に溶けたチョコレートをスプーンで混ぜると、少し濃いめのピンク色に。気になるお味ですが、それはもうとってもおいししくて、思わず「幸せ~」とため息が。たっぷり入っているのに甘すぎないので意外とペロリと飲めちゃいますよ!

そして、アフタヌーンティーで重要なのが紅茶のラインアップですよね、座席には、シンガポールで創業した高級ティーブランド「TWG」の茶葉がセッティングされ、茶葉ごとの説明書きもあるので初心者でもオーダーしやすいのも特徴。アフタヌーンティーでオーダーできるのは、紅茶4種類、ハーブティー4種類、アイスティー3種類とコーヒー・カフェラテ、カプチーノ。私は、柑橘系フルーツとブルーコーンフラワー(ヤグルマギク)をブレンドした、「フレンチ・アールグレイ」の紅茶をオーダー。良い香りの紅茶は味はもちろん、スイーツやセイボリーとの相性も抜群。ホットで注文すると2杯分ほど入るティーポットに入ってサーブされるので、友人と行くなら違う種類の紅茶を頼んでシェアしながらさまざまな種類を楽しむのも良さそう。

今回のストロベリーアフタヌーンティーは純粋にスイーツやセイボリーを楽しむだけでなく、源氏物語の世界感も楽しめるのがポイント。コンラッドのストロベリーアフタヌーンティーで、雅な世界を満喫してみて!

「THE TALE OF GENJI(源氏物語)」ストロベリーアフタヌーンティー

期間 5/12(日)まで

時間 11:00~20:00(LO18:00)2時間制

料金 7,500円から

場所 40スカイバー&ラウンジ(同ホテル40階)

URL https://conrad-osaka.hiltonjapan.co.jp/plans/restaurants/afternoontea/40skybar-strawberry2

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