九条林檎、ソニーミュージックのVTuberプロジェクト「VEE」から卒業

Sony Musicのバーチャルタレント育成&マネジメントプロジェクト・VEEから、VTuber・九条林檎さんが卒業することが4月12日にわかった。

九条林檎さんは4月30日(火)をもって卒業・独立。卒業配信は4月30日20時から行われる。5月以降は個人で活動する。

発表に際して九条林檎さんは、VEEから卒業する理由を説明するため、4月12日20時から配信すると告知。

「アーカイブもきちんと残すからリアルタイムで見れない者もどうか安心してもらえたらと思う」と、自身のXで呼びかけている(外部リンク)。

卒業後もYouTube、Xは九条林檎が運営

VEEは4月12日に公式サイトで、九条林檎さんの卒業を発表した。

発表では冒頭で、「突然のご報告となりますことを深くお詫び申し上げます」と謝罪。

続けて、「今後の活動について、本人と協議を重ねておりましたが、本人の意向を尊重し、卒業・独立の申し出を受け入れることといたしました」と、卒業の理由を説明している。

発表によると、九条林檎さんは卒業後の5月以降は個人で活動を継続し、YouTubeチャンネルとXも本人が運営する予定だという。

また、VEEの公式ショップでのグッズ・ボイスコンテンツの販売、ファンレター・色紙等の受付は6月30日(日)で終了。同日までにグッズの在庫がなくなった場合は、期日前に販売終了となる。

「バーチャル蠱毒」を勝ち抜いたVTuber・九条林檎

九条林檎さんは、1人のVTuberの中の人。いわゆる魂の座をかけて、複数人が競い合う過酷なオーディション(俗に言う「バーチャル蠱毒」)出身のVTuber。

オーディションを勝ち抜き、2018年12月10日にデビューした。

デビュー時はAVATAR2.0 Projectに所属しており、後に卒業。個人勢として活動し、2022年5月よりVEEに所属。

歌、ダンス、ゲーム、悩み相談と、多岐にわたるテーマでコンテンツを配信している。

© 株式会社カイユウ